2022/06/03
目次
3月の終わり頃から、WEBを運用する業界では「GA4(ジーエーフォー)」への対応が話題になっています。
すでに対応されている方からは「アレね…」という声をいただけると思いますが、まだ詳しく知らない方も多いかと思います。
今回は簡単に状況をご説明いたしますので、WEBサイトをお持ちの皆様もぜひお耳に入れていただければと思います。
WEBサイトはアクセスを分析することで現状を把握したり改善策を考えることができ、そのために様々な分析ツールが開発されています。
そのうち代表的なツールがGoogleの提供する「GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス・略称GA)」です。
無料で高機能なため多くのサイトが利用するツールとなっており、弊社運用のサイトでも基本的にこのGAを導入してデータを取得しております。
2022年3月、このGAにて、「2023年7月にバージョンアップが行われる」という予告が行われ、多くの内容が刷新されることが広まった結果、運用現場で再設定が急がれております。
弊社でも保守を依頼されている皆様のサイトのGAについて、更新と設定を進めております。
順次の対応となりますため、更新時期についてはサイトによってばらつきが生じることがありますが、ご認識・ご容赦いただければ幸いでございます。
なお、現在の対応状況についてもしご不安な点などあればお気軽にご連絡くださいませ。
今回の更新はかなり大規模なもののため、これに乗じた営業活動が行われると予想されています。
例えば「お使いのGoogleAnalyticsが古いままです!更新しないと大変なことになりますよ!うちなら今すぐ対応できて〇〇万円~」といった内容です。
もし気になる内容を聞いたり、外部セールスの内容が疑問に思うことありましたら、
お気軽に弊社までご相談くださいませ。
ここからは、具体的な現バージョンとの違いについて簡単に解説を行います。
GAはこれまでもバージョンアップを繰り返していたのですが、今回のバージョンではこれまでと変更された内容が多く、中でも最も運用で影響する違いは「見た目」と「数値設定」です。
これまで最初から表示されていたデータが表示されないなど、表示項目が大きく変わっています。
設定を正しく行うことで現在のバージョンよりも自由に詳しいデータを表示させることができますが、
それぞれのサイトごとに設定の手間が発生するということになります。
GA4になって計測する数値の定義が変わります。
下記の例は同じ日の「セッション数(:来訪者がページを一通り見て帰るまでを1セッションとする)」の値ですが、GA4になると定義が変わることから数値が減少して表示されるなど、バージョンを超えて数値を比較することが難しくなります。
このような違いによってGAの再設定・再学習が必要になり、
運用現場での負担になることが、今GA4が話題になる理由と言えます。
その他、おもな違いは次のとおりです。
今GAを使った運用を行っている場合は、まずGA4の設定を行い新しいデータを取り始めることが重要です。
その上で、これまでとは勝手の違うGA4に触れ、時間をかけて慣れていくことをおすすめしております。
ブランディングテクノロジーではただいま「GA4移行 事前準備ガイド」を配布しております。
ご希望の方は下記配布ページよりフォームをご入力いただくか、サポートまでお問い合わせくださいませ。
https://www.branding-t.co.jp/download/digitalmarketing/ga4migration_guide2022/
他にも参考となる外部サイトが多くありますので、ご参照いただければと思います。
次世代の Google アナリティクスのご紹介(Google公式の利用ガイド)
https://support.google.com/analytics/answer/10089681
GA4とは?Google Analytics 4の基本や設定方法など徹底解説!
https://seolaboratory.jp/100027/
Google Analytics 4 ガイド
https://www.ga4.guide/
GA以外でも運用中のサイトの状況・修正がございましたら、お気軽に弊社までご相談くださいませ。
また、SEOやMEOの噂、営業をうけたサービスなどお客様が気になった話題についてもご相談承っております。どうぞご連絡ください。
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