Case 外壁塗装成功事例・ノウハウ

【外壁塗装業】売上アップに効果的な集客方法12選｜成功例と失敗例もご紹介！

ブランディングテクノロジーは、中小・地方企業様のブランド構築やデジタルマーケティングを得意とする会社です。外壁塗装会社に向け、業界特有の課題を解決するための集客支援も行っています。この記事は、300社以上の塗装店・リフォーム会社のご支援を経験してきた当社のノウハウをもとに、塗装会社が集客において知っておくべきポイントと、優先して取り組むべき集客手法をご紹介します。「コロナ禍の影響で集客が思い通りできない」「従来の営業手法を見直したい」という会社様は、ぜひご覧ください。

外壁塗装業界の集客でお困りでしたらご活用ください！！

こちらの資料に含まれているもの

• 施主400人アンケート結果
• 元請け集客のための6つの推奨施策
• 成功事例

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このような方におすすめの記事です

外壁塗装の集客よくある失敗ケース

とりあえず一括見積サイトへ登録したが受注に繋がらない

「集客を見込み、とりあえず一括見積サイトに登録した」という企業様は少なくないでしょう。その一方で、「見積もり依頼が来るには来るが、依頼者と連絡がとれない」というケースも多く見られます。他社との価格競争に負けている場合、一括見積サイトだけでは受注には繋がりにくいと考えられます。それにもかかわらず、一括見積サイトは反響課金制度をとっているため、受注につながらなくても費用が発生します。それにより、広告コストが無駄になるケースもゼロではありません。「手間とコストばかり増え、受注数が増えない」という事態になることも、少なくないでしょう。

ホームページを作ったが問い合わせが来ない

「数百万円かけてホームページを作ったが問い合わせがまったくない」というのも、よくある失敗例です。問い合わせが来ないばかりか、反響が出るよう改善を制作会社に相談しても対応してくれない、というケースもよく聞かれます。多額なコストを投入したにもかかわらず、問い合わせがなく無駄に終わってしまう――。そうしたケースも多いようです。

チラシを撒いているが反響がない

「数十万円かけてチラシを撒いたが、まったく反響がない」というお客様もいらっしゃいます。そもそも自社の施策の何がダメなのかも分からず、どう改善すべきかの打開策も見出せず、袋小路にはまってしまっているのが、このケースの特徴です。

外壁塗装の集客が失敗する原因

施主目線での強みが分からないため、選ばれない

自社の強みやアピールポイントを「なんとなく」のレベルでわかっていても、施主目線だと「有名な大手以外はすべて同じ会社に見える」というケースは少なくありません。中小の塗装業者様の場合、強みが明確でないと選ばれない、ということを覚えておきましょう。それを踏まえ、どのようにしたら「強みを明確にできるか」ということを下記の解決策へまとめております。

解決策

パーソナルリサーチサービス資料

ターゲットを絞らずに集客施策を実施している

「どういった人を集客したいのか？」という目的を持たず、無暗に集客の施策をおこなうと外壁塗装への興味の低い人にも広告が配信され広告コストが無駄になる事があります。

もちろん、興味のある人にも配信されることはありますが、非効率のため、多くの場合失敗に終わってしまいます。

効率的に集客を行っていくには、「今すぐ外壁塗装をしたい」という意欲が高まっている人は、どういう行動をするか？どういう心理なのか？をしっかりと仮説を立て、意欲が高まっている人に絞った集客施策を行っていく必要があります。

解決策

最初に取り組むべき「今すぐ層」からの問い合わせを狙う施策5選

1.ホームページ

ホームページは、すべての広告の受け皿となるため、問い合わせをする前に必ず一度は見られる媒体です。SNSや看板、チラシといったその他の媒体と違い、デザインやテキストの内容・ボリュームなどの制限は一切ありません。そのため自社の強みを魅力的に訴求することが可能です。また、動画の埋め込みも可能なので、顧客の興味に繋がる仕掛けを作ることができます。

問い合わせを獲得しやすいホームページ制作のポイント

2.SEO対策

「今すぐ層」は依頼する塗装会社を探すために、必ず検索をします。「外壁塗装　地域名」のキーワードで検索することがもっとも多いと考えられますが、その他のキーワードでも検索するユーザーが増えています。そのため、想定されるキーワードすべてで上位ヒットする対策が必要です。このように、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで上位ヒットを狙う対策のことをSEO対策といいます。

SEO対策の成功のポイント

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SEO対策 ウェブサイトの集客力UPに欠かせない『基礎対策集』

3.ネット広告×ランディングページ（リスティング広告・動画・ディスプレイ）

ネット広告を今すぐ層へ表示させ、ランディングページへアクセスを集める仕組みを作りましょう。ネット広告の施策は、「外壁塗装」関連のキーワードで表示させるリスティング広告と、今すぐ層をターゲティングして配信する動画・ディスプレイ広告がおすすめです。

ネット広告の受け皿をホームページではなくランディングページにすることで、ユーザーをほかのページに離脱させず、問い合わせフォームまで導くことが可能。問い合わせ率向上が期待できます。

リスティング広告の成功のポイント

【運用初級者向け】リスティング広告コンバージョン成果改善マニュアル

動画・ディスプレイ広告の成功のポイント

※ABテスト……バナー・広告文・ホームページを最適化するために実施するテストのこと。

【WEB担当者向け】SNS動画広告で成果を出すための5つのポイント～基礎編～
WEB担なら必ず知っておきたい！ディスプレイ広告3つの基本的な改善ポイント

問い合わせを獲得しやすいランディングページ制作のポイント

【初級編】LP制作のポイント＆ワイヤーフレーム サンプル集
記入例つき！LP制作を成功に導く事前調査ガイド

4.Google口コミ・地図検索（MEO対策）

MEO対策とは、Googleマップ内で検索した際の上位ヒットを狙う施策です。上位ヒットを狙うためには、グーグルビジネスプロフィールの情報更新や口コミの数を増やす必要があります。グーグルビジネスプロフィールとは、ビジネス情報（写真、口コミ）の情報管理ツールのことです。事務所・ショールームなどの情報を登録しておくと、「外壁塗装＋地域名」などでGoogle検索した際に電話番号・住所・地図・営業時間・定休日・写真・口コミなどの情報を出せるようになります。なお、このサービス利用料金は無料です。

MEO対策の成功のポイント

グーグルビジネスプロフィールサービス資料

5.一括見積サイト

一括で多くの塗装会社へ見積もりを取ることができるサイトです。検討の手間が削減できるという利便性から、塗装会社を探している今すぐ層に広く利用されています。ただし、登録している塗装会社が増加しているため、従来より成約率が下がっているという面もあります。

一括見積サイトの成功のポイント

さらに事業拡大を目指す場合に取り組むべき施策7選

1.チラシ

外壁塗装のメインターゲットは40代以上です。そのため、インターネットが広く活用されている今であっても、チラシの訴求効果は小さくありません。頻度としては、毎月1回出すのがベストです。季節のキャンペーンや問い合わせ特典、成約特典を打ち出したチラシは反応が良いとされています。毎月反響状況を分析しつつ、さまざまなキャンペーンを試してみましょう。

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2.看板

外壁塗装は、地域密着戦略のビジネスモデルであるため、地域内の方へ認知を広げる看板も有効な施策と言えます。ポイントは、「目を惹くキャッチコピーを掲載する」「キャラクター、もしくは人物(代表者や社員)を掲載する」ことなどが挙げられます。また、認知拡大のためには、どこに看板を設置すべきかも重要です。主要道路沿いなど、目につきやすい場所を検討しましょう。

3.ショールーム

カラーシミュレーション体験、各塗料の性能の体験などができるショールームを置くことで、営業効率を上げることが期待できます。ショールームがあることで、会社の信用度を上げることもできるでしょう。ショールームをロードサイドへ出店することで、看板と同じく認知拡大をすることも可能です。

4.交通広告（駅広告・つり革広告・バス広告）

ポストコロナ時代の生き方が確立されつつある今、公共交通機関を利用する方が再び増えてきました。そのため、駅広告・つり革広告・バス広告といった交通広告も、有効な集客方法と言えます。

5.テレビCM

外壁塗装のメインターゲットは40代以上であることは、前述の通りです。そのため、テレビCMはテレビを見ている層に向けた認知拡大施策として有効と言えるでしょう。また、テレビCMを出すことで、会社のイメージが上がり、信用度を上げることも期待できます。加えて、タレントキャスティングを行い、CM動画を制作することにより、認知度拡大やブランド力向上を加速できます。

タレントキャスティングは”社名認知獲得”に有効
タレント起用プロセスと広告効果測定の調査レポート

6.SNS運用（instagram、facebook、youtube）

ホームページで塗装会社の情報収集をする方が多い一方、塗装会社のSNSの情報を見る方も少なくありません。「施工事例」「お客様の声」「お役立ち情報」「日々の仕事の様子」などを投稿して、見る人の関心を引きましょう。

7.マーケティングオートメーション

マーケティングオートメーションとは、マーケティング活動を自動化・省力化し、効率的にリードを獲得したり、顧客を育成したりする仕組みのことです。メールの開封やホームページへの来訪頻度、滞在時間、閲覧ページなどをトラッキング（追跡）したり、一斉メール配信機能やステップメール機能を使って見込み顧客にアプローチしたりすることができます。営業活動で獲得した顧客リストから受注を掘り起こすことや、ショールーム来場後の追客に活用することも可能です。

外壁塗装会社が集客で重要な3つのポイント

1.すべての顧客接点、デザイン・メッセージをそろえる

すべての顧客接点、デザイン・メッセージをそろえるべき理由は3つあります。

ひとつ目は顧客との信頼構築がしやすくなる点です。検討期間中にホームページ・動画・看板・チラシなどを見るたびにデザインメッセージが刷り込まれ、信頼構築に繋がることが期待できます。

二つ目は認知を拡大させやすいことです。通常、人間は一度見ただけのものは覚えません。さまざまな場面で何度も同じデザイン・メッセージを目にすることにより覚えてもらえるようになります。

三つ目はマーケティングの効率を上げられる点です。広告が出てきた画像とホームページのデザイン・メッセージがそろっていないと、すぐホームページから離脱されてしまうでしょう。逆にデザイン・メッセージがそろっていると、クリックして流入した見込み顧客の期待を裏切らず、問い合わせまで導くことができます。

2.情報更新は、質ではなく量にこだわる

顧客が塗装会社を選ぶ基準として、「信頼して任せられるかどうか」は大きな要素と言えます。具体的には、会社としてちゃんと日々仕事をしているか、どんな担当者が日々どのような動きをしているのか、今までどのような実績があるのかというポイントが、顧客層は気になるでしょう。会社の実態を「見える化」するためにも情報更新の量が大切です。ゆとりができた段階で塗装の基礎知識を伝える、“質”にこだわった記事を投稿するようにしましょう。

3.分かりやすい言葉で伝える

見込み顧客は、外壁塗装をはじめて行う方や業界のことを知らない方が多い傾向にあります。そのため、業界用語を交えて訴求を行ってしまうと、気持ちが離れてしまう懸念があります。見込み顧客を想像しながら、「分かりやすく」「かみ砕いた言葉」で伝えることが大切です。

外壁塗装会社の成功事例5選

1.株式会社　塗装のミドリヤ　様

外壁塗装と屋根塗装を手がけるミドリヤ様。「直接施工・アフターケア・安全性・信頼性」をモットーに、埼玉を中心に事業を営む住宅塗装業者です。もともとホームページを所有していたものの、問い合わせは皆無に等しい状態でした。

そこで、他社と価格以外で差別化できるポイントとして「実績」「担当者の特徴・資格」「保証」などをまとめ、今すぐ層が必ず見るホームページと動画を制作。結果、月10件以上のお問い合わせ獲得に繋がり、売上約200％増も達成しました。

2.株式会社　トータルアート　様

神奈川県で外壁・屋根塗装を手がける「株式会社トータルアート様」。もともとの問い合わせは平均月に1件程度で、ゼロの月もあるという状態でした。他社との差別化を図るべく、トータルアート様の特徴である「自社施工」「保有資格」「地域密着」「担当者の経験値」「実績」を言語化。パーソナルリサーチを導入し、数字による強みの見える化も行いました。

さらに、今すぐ層が必ず見るホームページと動画を制作。今すぐ層へターゲットを絞った動画広告も配信しました。その結果、平均して月9～10件のお問い合わせ獲得に成功。施工件数に占める自社施工の割合が、ホームページリニューアル前後で3割から6割に倍増しました。

3.株式会社　大塗屋　様

岡山県岡山市で外壁塗装を手がける「株式会社 大塗屋様」の事例です。以前は、問い合わせが月1件あるかないかの状態でした。そうした中、自社一貫対応でコストを抑えている点や、高品質の塗料を使用した4回塗りで行う確かな施工など、強みがあることを明確化。さらに、リサーチ会社へ依頼して戸建て在住の方1021名に比較調査を実施し、地域内での「施工満足度」「価格満足度」「保障満足度」いずれもNo.1を取得しました。

その後、今すぐ層が必ず見るホームページを制作。さらに、看板・チラシにも広告予算を投下した結果、現在の問い合わせは多い月で18件、受注単価は130％を達成しました。売上に関しては、570％アップを実現しています。認知度も高まり、今は地域の方から大きな信頼を寄せられる塗装会社となっています。

4.株式会社　ペイントプラザ　様

「ペイントプラザ様」は、東京町田市にある外壁塗装会社。ブランディングテクノロジーへの依頼前は、Webからの問い合わせは0件でした。そうした中、「地域密着」「地域密着創業24年（2021年現在）」「累計施工実績5,000棟以上」といった情報のほか、「一流塗料メーカー施工実績 東京1位」などを強みとして言語化。さらに、リサーチ会社へ依頼し、戸建て在住の方1022名を対象に比較調査を行い、地域内での「価格満足度」「顧客対応満足度」「友人知人にお勧めしたい外壁施工店」として、いずれもNo.1を取得しました。

ホームページとLP、動画も制作。さらに今すぐ層へターゲットを絞った動画広告を配信した結果、リニューアルから半年でWebからの問い合わせが24件、内15件が成約するという結果になりました。

5.NINE　様

静岡県磐田市の「NINE様」。代表の長尾様は職人出身で、現在もご自身で雨漏り修理から外壁・屋根塗装まで手がけている方です。ただし、ホームページ制作とチラシ配布をするも問い合わせが0件という状況が続いていました。

リニューアルにあたっては、「1級塗装技能士による自社責任施工」「独自の施工保証」「雨漏り等のその他リフォーム工事も幅広く対応」といった強みを言語化。リサーチ会社へ依頼し、戸建て在住の方1020名に比較調査を行うことで、地域内での「価格満足度」「アフターフォロー満足度」「友人知人に紹介したい施工店」でNo.1を取得しています。さらに、NINE様のブランドイメージの引き上げができる、タレントを起用したPRも行いました。

ホームページと動画制作のほか、今すぐ層へターゲットを絞った動画広告も配信。その後、リニューアル開始早々3件の成約獲得に成功し、現状では成約率100％を保っています。

まとめ

飽和化状態にある外壁塗装業界では、競争が激化しています。顧客から選ばれる塗装会社になるためには、「他社との違いとなる強みの言語化」「今すぐ層へのアプローチ」がもっとも重要と言えるでしょう。ぜひ、今回の記事を参考に取り組むべき施策を考えていただければ幸いです。改善を繰り返すことで、いつしかより良い結果に繋がるでしょう。自社内では解決が難しい場合、お気軽にブランディングテクノロジーにご相談ください。

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記事の執筆者

Y.SEIYA

事業推進室 Webブランディングプロデューサー

2014年新卒入社。営業所を立ち上げ4名体制まで拡大。800社以上の中小企業のWebブランディングに従事。現在は手掛けた実績を活かし、全国の中小・地方企業様のさらなる事業成長へ向け活動中。
Twitter：https://twitter.com/seiya19911225

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記事の監修者

O.YOSHIKI

AP営業部 ブランドプロデューサー

神奈川県大和市出身。法政大学を卒業後、2009年でブランディングテクノロジー（旧フリーセル）に入社。東京本社AP営業部1課、2課を兼任し住宅業界のWEBマーケティングを専門として業績アップに取り組んでいる。

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