解体工事の挨拶チラシを活用した集客方法~無料テンプレート付き~
「元請けとしてお客様を獲得していきたい」「集客をしていくにはどうすればいいのか・・・」そういった悩みを抱えている解体工事会社の経営者、担当者は多いのではないでしょうか?
弊社では、これまで900社以上の住宅業界の方々のマーケティングに携わり、ノウハウを蓄積しております。さらに、解体工事経験者へのアンケートを独自で行いその結果を元に、集客に対する課題の解決ができればと思い、この記事では解体工事現場で近隣の住人の方々へ挨拶時に使用するチラシを活用した集客方法についてご紹介いたします。
解体工事を行う前に、挨拶周りはなぜ重要なのか?
解体工事において、近隣住民に対する挨拶まわりは、工事の円滑な進行やトラブル防止に欠かせない重要な役割を担っています。工事が始まる前に、工事内容や期間、騒音や振動、粉じんなどについて説明することで、近隣住民に理解や協力を得ることができます。また、近隣住民からの不安や要望を聞き、適切に対応することで信頼関係を築くことができます。これにより、工事がスムーズに進行し、トラブルに発展するリスクを低減することができます。
重要な挨拶まわりですが、近隣の方々が不在の場合もあり、直接話すことができないケースもございます。そのため、チラシのようにを活用し挨拶の抜け漏れがないよう徹底していくことができます。 直接の依頼を獲得していく上で、解体工事経験者に対して独自でアンケート調査を行い挨拶チラシの活用法について調査しております。
解体工事経験者における工事依頼に関するアンケート調査と結果
調査概要
- 調査概要 家屋の解体における工事依頼に関する実態調査
- 調査方法 インターネットリサーチ
- アンケート調査対象 解体工事の依頼経験がある全国30代~60代の男女
- アンケート総数 4,000名
- アンケート有効回答 552名
解体工事を依頼する人は、仲介、紹介で依頼する人が多いのが現状
解体工事経験者に対して、直接自身で依頼したか?仲介、もしくは紹介で依頼をしたかのアンケートによると、「直接依頼した事がある(44%)」「仲介、紹介での依頼したことがある(56%)」となっており、自身で探している人は、44%という結果となっており、直接探した事があるという人は、半分の方々以下という傾向にあるものの、元請けとしての仕事を受けていく上で、自身で工事会社を探している人たちからの依頼を獲得していくかが、元請け集客を行っていく上で大切になってきます。
第一想起されるかが重要
解体工事会社の選定時に、何社で比較検討をしましたか?という質問に対して「1社のみ(57%)」「2社(27%)」「3社以上(16%)」という結果になっております。 さらに、「1社のみ」と回答した方々に対して、その理由を質問したところ、1位は「紹介された(37%)」だったのですが、2位は「信頼できた(30%)」、3位が同率で、「急いでいた(9%)」「見積もりに納得した(9%)」と回答を得られております。 ネットで比較検討をする人が多い中、解体工事においては、57%の人が、1社のみで決定しており、63%の人たちは紹介という理由以外で会社を選んでいるということがわかりました。
このことから、解体工事の集客を行っていく場合、いかにユーザーにとって”最初に思い浮かべてもらうか”が重要になってきます。 さらに、企業やスタッフの方への信頼感、提供する工事の内容、料金に納得を獲得することで、競合他社との比較検討を回避し、直接仕事の依頼を受けることが可能になってきます。
信頼獲得のために近隣への配慮が重要
解体工事の企業を選定するうえでユーザーが「信頼できる会社か?」を重要としているというのが、わかってまいりました。 そこで、経験者に対し、「解体工事を依頼する際に、不安だったことは何ですか?」という質問を行っております。 結果は、「予算内に工事をしてくれるか?(23%)」「騒音など近隣に迷惑をかけないか(21%)」「満足のいく仕上がりになるか(19%)」「期日内に終わるか(14%)」となっております。 工事会社を探すユーザーのほとんどは、初めて解体工事を依頼するという方が多く、予算はもちろん、騒音、仕上がり、期日など、心の中では多くの不安を抱えているようです。
ユーザーの信頼を獲得しお問い合わせや相談を獲得していくためには、こういった不安に対し事前に情報を提供し、「安心して相談ができそう」という会社としてのイメージをもってもらえるための取り組みが必要となってきます。
解体工事選びでは、ホームページと口コミが重要
ユーザーの信頼を獲得していくためには、情報を提供し不安を解消し安心してもらえる状況を作ることが大切なポイントの1つになってきます。 そのためには、ユーザーが解体工事会社を探す際に参考にする媒体(情報元)は何か?を把握し、会社を探しているユーザーと多くの接点を持っていくことが必要です。 口コミ、チラシ、看板、ホームページ、Googleビジネスプロフィールだけではなく、Facebook、InstagramといったSNSやYoutubeなど、現代の情報を得るための方法は多岐にわたります。アンケートでは、解体工事の依頼時に参考にした媒体を調査しております。 結果は、「会社のホームページ(28%)」「紹介・口コミ(28%)」と同率になっており、口コミ・紹介だけではなく、ホームページの活用がユーザーとの接点を持つうえで重要となってきております。
まとめ
第一想起と信頼獲得
解体工事のお問い合わせを獲得していくためのポイント ・解体工事を直接探している人は、全体の44% ・第一想起されることで、お問い合わせを獲得するうえで効果的 ・会社を決定する要因は、解体工事への納得感と安心感 ・依頼者との接点で重要なのは、口コミとホームページ
今回のアンケート結果からは、ある一定数の人たちは直接解体工事業者を探している傾向にあるようです。直接探している人たちからのお問い合わせを獲得していくのはもちろんですが、直接探してもらう人たちを増やすためにも、潜在層の人たちに対しても、挨拶チラシやポスティングなどで、接点を持っていくこと必要があると思われます。 また、解体工事という工事の傾向として、不動産や注文住宅のように複数の企業を検討するのではなく、信頼を獲得することができれば、最初の1社目で決める傾向にあるようです。
挨拶チラシとホームページとの相乗効果
ここまでの内容で、解体工事業界では、第一想起されるかが重要になって来ることをお話しさせていただきました。最初に思い浮かべてもらうためには、潜在層の人たちに対してもアプローチが必要になってきます。ここで、この記事の本題でもある挨拶チラシを活用し、第一想起される会社になるための戦略をご提案させていただきます。
こちらは、解体工事を依頼する際のユーザーの行動例になります。 近隣工事時に挨拶チラシで接点をもつことで、その後に自社のホームページへ誘導を行い、企業の情報を発信することで、信頼を獲得しお問い合わせにつなげるための戦略になります。
このように挨拶チラシを活用することで、少しでも解体工事会社様の直接の依頼獲得の一助となれますと幸いです。 とはいえ、「挨拶チラシをどのように作成していいか分からない。。。」そのような方に対して、弊社で作成した「解体工事業界向け挨拶チラシチラシ・テンプレートを作成いたしました。無料で配布しており、パワーポイントデータのため編集可能ですので、明日からの営業活動にご活用いただけましたら幸いです。
ポスティングチラシ・テンプレート無料ダウンロード
お役立ち情報
解体業界で成功するホームページ活用のブランディング戦略 ~解体業界向けホームページ制作サービス~
元請け集客をお考えの解体業界の経営者様、営業担当者様へ向けたホームページを軸とした集客戦略をまとめた資料になります。
これまで、ご紹介させていただいたアンケート結果や、運用実績を元に培ったノウハウを詰め込んだ内容となります。ぜひ、御社の集客戦略にご活用ください。
無料相談・お問い合わせ
最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事をお読みいただき、ご興味いただいた方はお気軽にお問い合わせくださいませ。 貴社のご状況に合わせて最適なご提案をさせていただきます。
お電話でのお問い合わせ(受付時間 平日10:00~18:00) tel:03-5457-1311