【運用Tips】目標コンバージョン単価を活用したCPA改善事例
Google広告 目標コンバージョン単価とは
Google広告の入札戦略機能の一つで、広告主が指定した単価でコンバージョンを最大限獲得できるように、機械学習が働いて入札単価が自動調整されます。
特徴・メリット
- 獲得単価を維持しながら、コンバージョンを増やすことができる。
- 運用工数を抑えることができる。
より少ない工数で、より効率良くコンバージョンを獲得できるよう自動で運用されます。
ただし、目標コンバージョン単価は、必ずしも指定した単価内で獲得が行えるものではありません。あくまで「指定した単価内でコンバージョン達成を狙う」という一つの運用指標を設ける機能ですので、留意しておきましょう。
「目標コンバージョン単価」活用の成功事例
【Case1】コンバージョン単価削減の成功事例
コンバージョン 指標 |
商品購入 | 課題 | 予算が限られており、広告配信量に制限がかかっていた。 |
---|---|
対策 | 予算内でコンバージョン数を最大化するため、「目標コンバージョン単価」を導入。 |
結果 | クリック単価から適正化が行われ、コンバージョン単価削減にも成功。 導入前:コンバージョン単価 ¥11,920、クリック単価 ¥138 導入後:コンバージョン単価 ¥2,856、クリック単価 ¥97 |
「目標コンバージョン単価」の活用Tips
ポイント:広告施策の「目的」に合わせて運用する
「目標コンバージョン単価」を活用するには、広告施策の目的に合わせて運用を行うことが重要です。
今回は、下記2パターンの目的に沿って「目標コンバージョン単価」活用のTipsをご紹介します。
目的1.限られた予算内で、効率的にコンバージョン数を増やしたい。
適切な目標コンバージョン単価の設定額を見極める事が重要です。
キーワードの月間検索ボリュームや月間の広告予算などから、目標コンバージョン単価を設定します。
目的2.許容コンバージョン単価内で、コンバージョン数を最大化したい。
許容コンバージョン単価より少し高め(10%~30%程)の金額を、「目標コンバージョン単価」の額として設定しましょう。
その後の成果に応じて、目標コンバージョン単価額の調整も必要です。
最後に
「目標コンバージョン単価」は、より効率的なコンバージョン獲得を図るために有効な入札戦略機能です。
成果改善への寄与が期待できるだけではなく、運用工数を削減できるというメリットがある一方で、設定した後もアカウントの状況・成果に応じてチューニングが必要です。
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